働き方改革と現実

日曜日の新聞折り込みの採用募集チラシを詳しく見てみると、最近、やけに業務委託の「託」の字を見ます。

が、日時や場所を指定したものが多く、その場合、偽装請負となる可能性があります。管理費として4ヶ月目以降は、別途経費がかかる仕組みで、法定外の控除があるというのも気になるところです。

中には社保完備、完全出来高制と書いてあり、給与保証は3ヶ月までは15万円、その後3ヶ月は5万円という理解不明な内容のものが多数見受けられます。(そもそも、給与と書いているので、実態は業務委託ではないと思われます)

中には、他は時給制なのに、鶏の串刺しだけ業務委託で1本10円とか…。時給1000円とすると、1時間で100本作るということになりますが、80本しか作れなければ800円。最低賃金を割りますね。

労働実態として見ると、雇用契約と見られる可能性もあり、非常にグレーであると言わざるを得ません。

しかも、業務委託契約ということは、個人事業主ですので、経費部分は自分の負担になります。たとえば、交通費。必要経費として払ってくれる会社であればいいのですが、契約に書いていないことも…。あるいは、何かトラブルがあったときに、直で自分に損害賠償を負わされるというリスク。雇用関係であれば、まず、問題にはならなかったであろうことが色々出てきますので、ダブルワークができるというメリットはある一方で、リスクもきちんと考えて契約をするようにしなければ、身を滅ぼす結果となりかねません。


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